ポール アードマン
新潮社
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金融詐欺で捕まってた主人公がシャバに出てきて、スイスに置いてある隠し金を種銭にしてゲームに復帰する、というスタートから既にアレな雰囲気を醸し出すw
巧妙に新会社を設立し、ミューニシパルボンドを使った証券詐欺とデリバチームが作る香ばしい仕組債が二本柱。なのに最後は為替トレーディングで博打はって大儲け、というのがざっくりとしたストーリーにしてほぼ全てwww
詐欺って売ったゼロクーポンのボンドを最後には買い戻して証券を燃やして隠蔽するという実に微笑ましいオチがタイトルに付けられておるわけですな。
なぜゼロポンにするのかとか、為替デリバの仕組債とか、最後のトレーディングにいたるプロセスとかは、それなりに面白いけど、半分ぐらいは読み飛ばして中盤から読み始めても差し支えないんではないでしょーか。おっさんがおばちゃんと遊んでるシーンとか全然要らないですw
面白いっちゃ面白いんですが、なんというか、全体に雑。ストーリーを込み入らせたような部分もあるんですが、ハゲタカのような精巧さはないですな。「まぁ、小説ですから」的な感じ。
ほとんどネタバレかましましたが、興味ある方は期待値低めに読むがおすすめですw
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